2012/06/09

ミャンマー班での活動



こんにちは、古川です。
本ブログではミャンマー班に触れられる機会が少ないとの事ですので、ミャンマー班での活動について紹介したいと思います。
今までのところのミャンマー班の活動状況についてご説明したいと思います。


ミャンマー班はミャンマー、パテイン近くのマノヘリ村という所でのラーニングセンター建設のプロジェクトを行っています。都市にほど近いマノヘリ村ですが、雨期には大規模に村全体が冠水し、こういった自然の制限もあり、生活面では人々は非常に近代技術との差がかなり大きい生活を送っています。一方で都市に近接するため、近代技術との関係を絶つ事は不可能であり、近代化の要素が流れ込み”中途半端な都市化”が問題となっています。
私たちはマノヘリ村における、教育機会の不均等、コミュニティのつながりの弱さ、衛生観念などの問題を、ラーニングセンターを建設することによって解決する事が出来ると考えております。



例えば、建設に住民が自主的に参加する事によって共同意識が芽生え、また、それ自体を運営していく事によっても村に一員であるという事を認識しコミュニティの強化に繋がるのではないでしょうか。そして建設後もラーニングセンターをプログラム、つまり教育の場として利用していく事で、例えば衛生問題に対する観念の改善にもつながり、またそれ以外にも様々なプログラムも考えております。

昨年実際にマノヘリ村を訪れフィールドワーク行い、住民に聞き込み調査を行いました。それらのデータを分析し、住民はどのような建設を望んでいるか、といった要望に反映していこうと考えております。現在は建設費、土地費の資金集めに追われており、企画書をつめている所です。

古川

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