2010/06/29

夏のワークショップ


林道班の石川です。
今週から夏のワークショップ企画を考えはじめています。
田根の子供達と私たち小林研究室、MITと地域の人々が一緒になって参加できるワークショップ。
関係する人々が多様で、言語も違うので、それぞれがどのように参加できるのか可能性を模索しています。
それぞれの立場の人々に対してどのようなメッセージを持たせるのか、今後の田根地域づくりにおいて今回のワークショップをどう位置づけ、発展させて行くのか、考えることは山積みです。
有意義で楽しいワークショップになるよう、頑張ります。

2010/06/21

柿渋、良くないですか?!

こんにちは。植谷邸担当の松井です。

19日、20日、私達、植谷邸班は田根で過ごしました。
今回の目的は、改修箇所について今回工事を担当してくださる工務店さんに伝え、
予算などの見積りをだしてもらうことでした。
19日夕方から、工務店の内籐さんとの打ち合わせ。

4間ある和室の畳にはかなりのダメージが見られるため、
全て取り換えたい、と工務店の内籐さんにお話をすると、
「畳はもう全部上げておいたほうが良い」
とのこと。
さっそく皆で畳をはずし始めました。

この畳、長い間閉め切った空間に敷かれていたせいで多く水分を含んでいるためか、
意外と重いんです。
けれど植谷班、女の意地見せました。(実は植谷邸メンバー7人中、6人が女の子!)
全ての畳を取り外すと…



渋い良い味出した杉板の床が表れました。

この床は、谷口の名産としても有名な杉の材に、“柿渋”を塗ったものです。
柿渋は、平安時代から使われている、日本特有の塗料。
今は何十年もこの上に畳が敷かれていたためくすんで見えますが
磨けば再び艶が蘇るそうです。

植谷邸の新しい和室が楽しみです。

森ガールズミーティング

「森ガールズ」こと林道班の石川です。
私たちは火曜日の研究会の時間とは別に「サブゼミ」とよばれる各班ごとのミーティングの時間を毎週設けています。
今週の「森サブゼミ」では、各自最終発表に向けて進めているリサーチの進捗状況を報告し合ったりアウトプットの形をどのようにしようか話し合いました。
田根での山歩きの体験を、楽しさを失わずそのままどう表現して伝えようか試行錯誤しています。

2010/06/12

集まれ↑たたき体験隊 その3

今回は大学生と児童にとって初めてのワークショップなので、みんなに名札作りをしてもらいました。


一人一人が好きなように自分の名札をアレンジしていました。
大好きな虫をたくさん描いている子、かわいい模様を描いている子、いろんな名札が出来ました。
みんな楽しそうですね。ちなみに慶応生のはあらかじめ自分たちで色を塗っていたのですが、小学生の名札の方がたくさん楽しいアイディアがありました。すごいね。
お昼にカレーを食べたあとに、集合写真を撮って解散しました。
上の写真はその時のです。
みんなおつかれさま!また参加してね!



集まれ↑たたき体験隊 その2

金子さんのお話の後に、水谷さんから三和土(たたき)についての説明がありました。
詳しい説明の後に、グループ1とグループ2の2つの班に分かれました。
写真はグループ1の児童が石灰とにがり、それに地元でとれた赤土を混ぜているところです。
ハンマーを使って、土のかたまりを砕いています。
かなりの重労働ですが、高学年の児童ががんばってくれました。
写真は、グループ1の低学年の児童が実際にたこを使ってたたきをやってくれているところです。
たこは低学年の子たちには重いですが、みんながんばってくれました。


この写真は後半になってグループ2の児童がたたきを体験しているところです。
手前の男の子が持っているたこが一番重いのですが、精一杯がんばってくれました。

集まれ↑たたき体験隊 その1

こんにちは!桜番場班のささっちこと佐々木隆宏です。
6月5日、高畑の桜番場で慶應の学生と、田根小学校の生徒によるたたきワークショップが開かれました。
はじめはうまくなじめなかった児童も、ワークショップが進むにつれて、だんだん仲良くなれた気がしてうれしいです。
これは当日の朝の様子です。
朝から自転車に乗って元気いっぱいでした。
金子さんから認知症についての説明をしていただきました。
小学生には少し難しい話かなと思っていたのですが、みんな真剣に聞いてくれていました。

2010/06/08

木材流通フィールドワーク

地域交流施設・木材流通班の星です。

滋賀滞在中の土曜日、私たち木材班は三重県にある東日本ウッドワークス中部さんと長浜市内にあるスンエン林業さんを見学させていただきました。

東日本ウッドワークス中部さんは木材のプレカットを行っていらっしゃいます。
営業の森島さんに実際の工場をめぐりながら、それぞれの工程や技術を丁寧に説明していただきました。

プレカット前後の木材流通や最近の状況も説明していただきとても参考になりました。

スンエンさんでは主に国有林や個人所有の木を委託販売しており、滋賀県の木材の多くがここからきていると言っても過言ではありません。

この日市場は開かれていなかったのですが、市の日には県内外から人が集まって、魚市場のようなせりが行われるそうです。

それぞれの丸太は出荷元を表す刻印が押されています。
県内はもちろん、隣接する岐阜県関ケ原からも多く木が集まっているそうです。

白井さんもおっしゃっていましたが、「県」という線引きをするのではなく、流通が活発な地域を基準に新たな線引きを探っていきたい、というのが私たち木班にとって、今回の大きな収穫になりました。


厠に落ちた女


はじめまして、谷口にある植谷邸改修班の瀬川です。

小林研究会のメンバーは今週末、金・土・日とかけて、田根に行ってきたのですが、
やっぱり田根の自然は壮大で、澄んでいて、とても気持ち良いです。

私は土日とも谷口の植谷邸に行っていました。
今回は植谷さんの家にある色んな宝物や思い出の品を写真に収めて、
学校に帰ってからみんなで何を残すか話し合いをする予定です。

植谷邸のもの探索中にちょっとしたハプニングが起きたので紹介させていただきます。

上の写真は植谷邸の厠(かわや)です。厠とは昔の人がトイレとして利用していた離れです。
普通の厠と比べて少しおかしい点があります。さて、どこでしょう?


もうお気付きの方もいるかもしれませんが…そう、入り口の床が抜けていますね!
この部分には床があるはずなのですが、実は私が上に乗った瞬間に抜けてしまいました!田根史上初(?)「厠に落ちた女」の誕生です!

植谷さんには「あの板に乗っては行けないよ、と警告するために板の上に鉢を置いておいたのに」と言われてしまいました。反省しています。

次回はもっと慎重に、調査・改修に臨みたいです。
また訪問した際には、よろしくお願いします!

山歩きフィールドワーク


こんにちは、森ガールズこと林道班の商です。
今回は、須賀谷の大野さんと、環境(鳥)を専門とする荻本君と私たち森ガールズで北野→小谷城史跡ルート→須賀谷のルートで山歩きをしました。
私は、今回田根での山歩きは初めてでしたが木漏れ日や風、山の空間がとても心地よかったです。

大野さんから、ふじのつるでターザンをした話や、カラタチの葉でおもちを包む習慣の話などを聞きながら歩いて、大野さんの子供時代に自分自身が戻った気持ちになりました。



2010/06/04

6/5 たたき体験ワークショップその2


こんにちは、桜番場班の佐々木隆宏です。
6月5日のたたき体験ワークショップは15人程度という公募に対し、なんと24人もの児童が参加表明をしてくれました。ありがとうございます!
小学生の皆さん、楽しいワークショップにしましょうね!
写真は当日使う名札を作っているところです。

2010/06/01

6/5 たたき体験ワークショップ




こんにちは、桜番場班の平賀です。
6月5日と6月6日に田根に訪問します!
6月5日には、桜番場のデイケアセンターの玄関を、小学生と一緒に「伝統の三和土(たたき)工法」を使って作ります。
桜番場と子供の楽しい交流の場を今後も作っていく為の、ワークショップ第一弾です!
これをきっかけに、桜番場を笑顔あふれる場所にしていきたいです。

研究会風景















毎週火曜日16時半より、小林先生を交えて各チームの報告会/エスキスをしています.

ブログ始めました.

始まりました.
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3年目になりました、慶應SFC小林博人研究会田根プロジェクトのブログです.

普段の活動を発信していきますので、
どうぞ、宜しくお願いします.