2010/06/21

柿渋、良くないですか?!

こんにちは。植谷邸担当の松井です。

19日、20日、私達、植谷邸班は田根で過ごしました。
今回の目的は、改修箇所について今回工事を担当してくださる工務店さんに伝え、
予算などの見積りをだしてもらうことでした。
19日夕方から、工務店の内籐さんとの打ち合わせ。

4間ある和室の畳にはかなりのダメージが見られるため、
全て取り換えたい、と工務店の内籐さんにお話をすると、
「畳はもう全部上げておいたほうが良い」
とのこと。
さっそく皆で畳をはずし始めました。

この畳、長い間閉め切った空間に敷かれていたせいで多く水分を含んでいるためか、
意外と重いんです。
けれど植谷班、女の意地見せました。(実は植谷邸メンバー7人中、6人が女の子!)
全ての畳を取り外すと…



渋い良い味出した杉板の床が表れました。

この床は、谷口の名産としても有名な杉の材に、“柿渋”を塗ったものです。
柿渋は、平安時代から使われている、日本特有の塗料。
今は何十年もこの上に畳が敷かれていたためくすんで見えますが
磨けば再び艶が蘇るそうです。

植谷邸の新しい和室が楽しみです。

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