2010/12/06
12月2日~12月5日
M2の宮原、M1の河守、連が3日間お世話になりました.
宮原は木尾町で儀礼や行事についてヒアリングを。
河守は谷口杉を利用した建物のための敷地調査を。
連は「田根屋」の木工教室の横で、ミニミニレストランを。
植谷邸で泊まりました。
2日目は、植谷さんに夜きて頂いて、色々お話を聞きました。
ありがとうございます。
来週は先生も含めて、10人前後行く予定です。
2010/11/30
2010/11/24
ORF2010
慶應大学SFCのORF(open reserch forum)で田根プロジェクトの展示をしました.
今年は田根での今まで4年間のリサーチ/提案/活動を一冊の本にまとめ、そのページ(165ページ)をすべてパネル展示しました.
本のタイトルは「タネノネタ」です.
上から読んでも下から読んでもタネノネタです.
全部で165ページ.
1ページごとに田根プロジェクトを表すキーワードが書かれています。
つまり、165キーワード.
さらに、ページごとに関連するページがレファレンスでついているので、関連ページを追って読んでいくと、農業の問題を読み取れたり、水の仕組みが理解できたり、様々な読み取りができるようになっています.
地域にとっては、今後の地域づくりのヒントや刺激、新たな視点が詰った本.
私たちにとっては、情報共有のツール.
様々な人からフィードバックを頂きました.
今後の活動に繋げていきたいです.
シンポジウム『地域と大學の協働を考える』
シンポジウム「地域と大学の恊働を考える」に連が参加してきました.
-------------------------------------------------------------------
日 時:11月20日(土)13時30分~
場 所:長浜市谷口町41番地(植谷邸 空き民家)
コーディネーター:森川稔氏(滋賀県立大)
パネラー:角谷嘉則氏(立命館大)
鵜飼修氏(滋賀県立大)
連勇太朗氏(慶應大学)
川西章則氏(田根地区地域づくり協議会)
-------------------------------------------------------------------
シンポジウムの細かな内容や感想は後日、このブログでちゃんと報告するようにします。
以下、田根地域づくり協議会のブログでも報告がご覧になれます。
http://tane.shiga-saku.net/e533796.html
2010/10/16
田舎暮らしフェスタ2010
9月26日滋賀県米原市甲津原の東草野小中学校甲津原分校で小林研究会と田根地域づくり協議会の活動をパネル展示してきました。県知事も見に来てくださいました。
夏休みもおわってしまいました。小林研の秋学期もはじまりです。
地域づくり協議会のブログもどうぞ。
http://tane.shiga-saku.net/e504983.html
2010/07/23
林道班<春学期のまとめ>
林道班の古沢です。
林道班は7月29、30日にMITとのWSでの一つのプログラムとして中学生との英語キャンプを企画しています。
春学期も終わったので節目として、プロジェクトの紹介をします。
1. プロジェクトの概要
近年田根地区における里山は、豊かな自然と歴史的文化財を有していながら、木材需要の急激な低下による里山の放置・荒廃、それにともなう集落への獣害の問題という全国的な問題に同じく悩まされている。
私達林道班は田根盆地を取り囲む山と人間との関係が、かつての「里山」としての人間と自然のバランスのとれた関係のように共存していくために、新しい持続可能な関係性を提案する。林業や、生活資源としての山の役とは別に、観光的視点など地域の新たなポテンシャルとしての山を再発見する。具体的には、山歩きや伝統的な山遊びの継承を通じて「遊び」としての山の楽しみ方を見つけるために、子供を対象としたワークショップを行う。また、ワークショップを通じて、地域が山をどう管理・運営していくのかという全体のシステム自体についても考察し、提案する。
2. 何をしてきたか(4,5,6,7月)
【5月】
第一回目フィールドワーク調査
谷口~歴史ルート~須賀谷下山
ルートを4つに分類し、シークエンスをまとめ
【6月】
五先賢の館~歴史ルート~須賀谷下山
大野さん、植谷さんから、昔の遊びについてヒアリング
【7月】
協議会の事例調査
現在の山での遊びの調査
田根地区地域づくり協議会 英語キャンプ
林道班は7月29、30日にMITとのWSでの一つのプログラムとして中学生との英語キャンプを企画しています。
春学期も終わったので節目として、プロジェクトの紹介をします。
1. プロジェクトの概要
近年田根地区における里山は、豊かな自然と歴史的文化財を有していながら、木材需要の急激な低下による里山の放置・荒廃、それにともなう集落への獣害の問題という全国的な問題に同じく悩まされている。
私達林道班は田根盆地を取り囲む山と人間との関係が、かつての「里山」としての人間と自然のバランスのとれた関係のように共存していくために、新しい持続可能な関係性を提案する。林業や、生活資源としての山の役とは別に、観光的視点など地域の新たなポテンシャルとしての山を再発見する。具体的には、山歩きや伝統的な山遊びの継承を通じて「遊び」としての山の楽しみ方を見つけるために、子供を対象としたワークショップを行う。また、ワークショップを通じて、地域が山をどう管理・運営していくのかという全体のシステム自体についても考察し、提案する。
2. 何をしてきたか(4,5,6,7月)
【5月】
第一回目フィールドワーク調査
谷口~歴史ルート~須賀谷下山
ルートを4つに分類し、シークエンスをまとめ
【6月】
五先賢の館~歴史ルート~須賀谷下山
大野さん、植谷さんから、昔の遊びについてヒアリング
【7月】
協議会の事例調査
現在の山での遊びの調査
田根地区地域づくり協議会 英語キャンプ
2010/07/21
植谷邸プロジェクト〈春学期のまとめ〉
植谷邸改修班の宮井です。
植谷邸の改修も、開始してから早いものでもう3ヶ月がたとうとしています。
施工もだいぶ進み、無事MITとのWSの拠点として使用できる状態に近づいてきました。
大学の春学期も終了し、節目ということで、まとめの意味も含めて植谷邸改修プロジェクトについての紹介をします。
1. プロジェクトの概要
■概要
私達は田根地区の谷口という集落に立地する、古民家の改修を行っている。
小林研究会が田根地区での研究活動拠点を探していた際に、現在長浜に在住する植谷さんから谷口に所有する空き家を提供していただいた。
この植谷邸は数年程前から使用されていないが、家主が整理や手入れのため度々訪れ、家具や長年置かれているモノはほぼそのままの状態であった。
植谷さんの良心的な計らいにより、それらも含め全てを利用した改修をおこなうことが可能となった。
■目的
私達はこの古民家を「慶應の小林研究会とMIT の研究拠点」且つ「地域活性の促進拠点」として使用することを目的とし、改修をすすめる。
その改修・設計の過程におき「谷口杉のブランディング」「地域との連携、地域と学生の関係性構築」を行うことを念頭におく。
活動をすすめる上で、学生自身の施工や管理への積極的な参加、古民家に内包されるモノや歴史といった財産の享受、活用を重視している。また、あらゆるプロセスにおいて地域住民を巻き込み、様々な主体間の交流が増すようなアクションをおこし、結果的に活力をうみだすきっかけとなることを目指す。
2. 何をしてきたか(4,5,6,7月)
このプロジェクトは長期的展望をもちながら、フェーズごとに、低資金ですすめていく。施工は内藤工務店に依頼しながら、共同ですすめている。既に3月には土間部分の解体を終えている。
今年度前半は、7月末の慶應・MIT ワークショップを目指し、主に土間部分と勝手口の改修、建具や壁の補修、畳の張り替えなどを行った。
【5月】
■植谷邸の掃除(1階・2階)
■実測・図面作成(トイレ・フロ周り・周辺敷地)
■バイオトイレ・電気設備調査開始
■全体改修案のたたき台を検討
【6月】
■モノアーカイブ(1階・2階)
■植谷さん・内藤さんに改修プランの説明
■谷口の川掃除
■提案作成(戸口・トイレ・机)
■全体改修案ver.1決定
■実測(厠・建具・デティール)
■全体改修案ver.2決定
■内藤さんへの見積もり依頼
■畳上げ
■どっぽ村見学
■土間空間のスタディー (オス案・メス案)
■図面作成 (開口部・ベンチ設置部・厠・しょしょなぎ)
■開口建具案検討
【7月】
■内藤さん・建具、電気屋さんと 施工部確認
■掃除(1階家具内モノの分別・移動)
■天井の埃払い・床水ぶき・掃除機がけ
■施工開始
■開口建具案決定
■電気工事・ネット設備工事
■すす払い
■畳入れ
3. 今後、何をしていくか/課題
■すすめ方について
第一フェーズの目的であった【一時的滞在】から、第二フェーズの目的である【長期滞在】ができる古民家へと改修をおこなっていく。その後【定住】【住み継ぎ】ができる古民家へと改修をおこなっていく。
その際に管理・運営をどのようにおこなっていくかを検討する必要がある。
また、長期的展望をもったビジョンをたて、長期的計画と半期での短期的計画を作成する。
ハードのデザインをすすめると共に、それらを最大限に生かしながら地域に活力を与えるようなプログラムを提案し、実践していく。地域との関わり方・情報発信のやり方を考えることが重要である。
■具体的改修について
・家具のデザイン(谷口杉の見せ方/使い方も考慮する)
・2階の掃除・モノ選別・分別したゴミの焼却
・モノのレイアウト・使用案/企画出し
・厠の改修
・生活用水排水・シャワールーム排水の検討
・元フロ・カマドの使用法
・冬のこし方/対策案
植谷邸についてちょっとでも気になった方はぜひ足を運んで見に来てください。
息をひそめていた古民家の魅力がどんどん息をふきかえしてます。
植谷邸の改修も、開始してから早いものでもう3ヶ月がたとうとしています。
施工もだいぶ進み、無事MITとのWSの拠点として使用できる状態に近づいてきました。
大学の春学期も終了し、節目ということで、まとめの意味も含めて植谷邸改修プロジェクトについての紹介をします。
1. プロジェクトの概要
■概要
私達は田根地区の谷口という集落に立地する、古民家の改修を行っている。
小林研究会が田根地区での研究活動拠点を探していた際に、現在長浜に在住する植谷さんから谷口に所有する空き家を提供していただいた。
この植谷邸は数年程前から使用されていないが、家主が整理や手入れのため度々訪れ、家具や長年置かれているモノはほぼそのままの状態であった。
植谷さんの良心的な計らいにより、それらも含め全てを利用した改修をおこなうことが可能となった。
■目的
私達はこの古民家を「慶應の小林研究会とMIT の研究拠点」且つ「地域活性の促進拠点」として使用することを目的とし、改修をすすめる。
その改修・設計の過程におき「谷口杉のブランディング」「地域との連携、地域と学生の関係性構築」を行うことを念頭におく。
活動をすすめる上で、学生自身の施工や管理への積極的な参加、古民家に内包されるモノや歴史といった財産の享受、活用を重視している。また、あらゆるプロセスにおいて地域住民を巻き込み、様々な主体間の交流が増すようなアクションをおこし、結果的に活力をうみだすきっかけとなることを目指す。
2. 何をしてきたか(4,5,6,7月)
このプロジェクトは長期的展望をもちながら、フェーズごとに、低資金ですすめていく。施工は内藤工務店に依頼しながら、共同ですすめている。既に3月には土間部分の解体を終えている。
今年度前半は、7月末の慶應・MIT ワークショップを目指し、主に土間部分と勝手口の改修、建具や壁の補修、畳の張り替えなどを行った。
【5月】
■植谷邸の掃除(1階・2階)
■実測・図面作成(トイレ・フロ周り・周辺敷地)
■バイオトイレ・電気設備調査開始
■全体改修案のたたき台を検討
【6月】
■モノアーカイブ(1階・2階)
■植谷さん・内藤さんに改修プランの説明
■谷口の川掃除
■提案作成(戸口・トイレ・机)
■全体改修案ver.1決定
■実測(厠・建具・デティール)
■全体改修案ver.2決定
■内藤さんへの見積もり依頼
■畳上げ
■どっぽ村見学
■土間空間のスタディー (オス案・メス案)
■図面作成 (開口部・ベンチ設置部・厠・しょしょなぎ)
■開口建具案検討
【7月】
■内藤さん・建具、電気屋さんと 施工部確認
■掃除(1階家具内モノの分別・移動)
■天井の埃払い・床水ぶき・掃除機がけ
■施工開始
■開口建具案決定
■電気工事・ネット設備工事
■すす払い
■畳入れ
3. 今後、何をしていくか/課題
■すすめ方について
第一フェーズの目的であった【一時的滞在】から、第二フェーズの目的である【長期滞在】ができる古民家へと改修をおこなっていく。その後【定住】【住み継ぎ】ができる古民家へと改修をおこなっていく。
その際に管理・運営をどのようにおこなっていくかを検討する必要がある。
また、長期的展望をもったビジョンをたて、長期的計画と半期での短期的計画を作成する。
ハードのデザインをすすめると共に、それらを最大限に生かしながら地域に活力を与えるようなプログラムを提案し、実践していく。地域との関わり方・情報発信のやり方を考えることが重要である。
■具体的改修について
・家具のデザイン(谷口杉の見せ方/使い方も考慮する)
・2階の掃除・モノ選別・分別したゴミの焼却
・モノのレイアウト・使用案/企画出し
・厠の改修
・生活用水排水・シャワールーム排水の検討
・元フロ・カマドの使用法
・冬のこし方/対策案
植谷邸についてちょっとでも気になった方はぜひ足を運んで見に来てください。
息をひそめていた古民家の魅力がどんどん息をふきかえしてます。
2010/07/20
モデルハウス班の平賀・野口です。
ブログにて活動を紹介するのは初めてです。
ブログにて活動を紹介するのは初めてです。
今期は、5月半ばから班が結成され活動してきました。
以下から紹介になります。
1. プロジェクト概要
近年田根地区においても、若年層人口の流出に伴う問題が出てきています。一方で、わずかに残存している若年層が同じ敷地内に伝統的木造住宅とは別のハウスメーカーによる現代住宅を建て、暮らすという現象が見受けられます。
今回田根地区において、伝統的木造住宅の住環境の改善点発見と新たな住宅モデルの提案を行うことで、都市部から地域内に若年層を再び呼び戻し、次世代へと継承していく自立した地域確立への指標を示す契機となると考えられます。
2. 何をしてきたか
今学期は、以下の内容について研究を行いました。
・具体的な対象者の設定
・都市部から地方への移住条件の整理
・住居設計における重視項目の抽出
・宮島邸モデルハウスの検証
今学期の成果の一部です。
・宮島邸トレース
・移住意識調査(データ引用)
財団法人 広域関東圏産業活性化センター, 「地方都市への定住促進に関する調査」, 平成21年より
3. 今後何をしていくか
今後は、若年層に向けたより良いモデルハウスの提案を目指し、以下の内容を進めていきます。
・既存の伝統的木造住宅と現代住宅との比較調査
・建築設計において必要となる要素の抽出と提案によるモデル化
・設計提案の検証
最終的には、モデルハウスの設計に繋がる為の調査・提案を行っていきます。
2010/07/13
10年春学期 小林研究会最終発表
現在、7月13日18時、小林研究会の春学期の最終発表会が行われています!春学期の田根地区での様々な活動のまとめと、夏休み以降のヴィジョンや計画を発表/議論しています。
今学期は主に4つのプロジェクトが動きました。
・植谷邸改修プロジェクト
・林道利用プロジェクト
・桜番場プロジェクト
・木材流通プロジェクト
各々のプロジェクトの細かい内容は後ほど、ブログで報告したいと思います。
今年も、夏のMITとのワークショップを田根で行う予定です。
田根の関係者の皆様、ご理解ご協力のほど、宜しくお願い致します。
2010/07/11
初めての植谷邸
こんにちは。もう7月ですね。
植谷邸改修班の名川です。
私たちは7月4,5日に夜行バスで田根に行ってきました。
わたしにとっては初めての植谷邸でした。
本当に気持ち良い場所でした!
1日目は工事をしてくださる方々との話し合いと、蔵と家具の整理。
午前中、建具についてと電気について、詳細を決めました。
その後は工事の時に邪魔にならないように蔵に荷物を運ぶため、まずは蔵を少しかたづけました。蔵には食器がたくさん!MIT、中学生、地域の方、慶應生、何人きても大丈夫そうです。
家具には昔の薬や本、衣類、書類、食器など、本当にたくさんのものが詰まっていました。中には林道班や地域交流班に参考になりそうなものもたくさんありました。参考になるといいですね。
帰り際に植谷さんの話を聞きました。本当に色々なこと、たくさんのことを知っていてお話を聞くのが本当に楽しかったです。
2日目は整理の続きをしてから天井のすす払いと床磨き。自分の家ではやらないので、水ぶきなんて小学校以来の体験でした。この地域では節目節目にこうやって家全体を掃除していたそうです。
雑巾で水ぶきをするだけでこんなにも変わるものなんですね。本当にびっくりです。柿渋を塗るのが楽しみで仕方ありません!
お昼御飯は河西さんの奥さんがそうめんを茹でてくださり、磨いた床の上で植谷さん、河西さんと一緒にご飯を食べました。ご飯はおいしいし、景色はきれいだし、気持ち良いし、都会にはないゆったりした時間が流れているようでした。
午後は床磨きを終わらせ、休憩がてら縁側で植谷さんや河西さんのお話をたくさん聞かせて頂きました。作業の時間と休憩の時間が同じくらいだったかもしれませんね。でも話を聞くのはとてもわくわくするし、今後植谷邸をどうしていくか、地域の人が何を望んでいるのかほんのわずかですがわかったような気がしました。
次の訪問が楽しみです★
植谷邸改修班の名川です。
私たちは7月4,5日に夜行バスで田根に行ってきました。
わたしにとっては初めての植谷邸でした。
本当に気持ち良い場所でした!
1日目は工事をしてくださる方々との話し合いと、蔵と家具の整理。
午前中、建具についてと電気について、詳細を決めました。
その後は工事の時に邪魔にならないように蔵に荷物を運ぶため、まずは蔵を少しかたづけました。蔵には食器がたくさん!MIT、中学生、地域の方、慶應生、何人きても大丈夫そうです。
家具には昔の薬や本、衣類、書類、食器など、本当にたくさんのものが詰まっていました。中には林道班や地域交流班に参考になりそうなものもたくさんありました。参考になるといいですね。
帰り際に植谷さんの話を聞きました。本当に色々なこと、たくさんのことを知っていてお話を聞くのが本当に楽しかったです。
2日目は整理の続きをしてから天井のすす払いと床磨き。自分の家ではやらないので、水ぶきなんて小学校以来の体験でした。この地域では節目節目にこうやって家全体を掃除していたそうです。
1日中河西さんも手伝ってくださり、早く終わらせることができました。
雑巾で水ぶきをするだけでこんなにも変わるものなんですね。本当にびっくりです。柿渋を塗るのが楽しみで仕方ありません!
お昼御飯は河西さんの奥さんがそうめんを茹でてくださり、磨いた床の上で植谷さん、河西さんと一緒にご飯を食べました。ご飯はおいしいし、景色はきれいだし、気持ち良いし、都会にはないゆったりした時間が流れているようでした。
午後は床磨きを終わらせ、休憩がてら縁側で植谷さんや河西さんのお話をたくさん聞かせて頂きました。作業の時間と休憩の時間が同じくらいだったかもしれませんね。でも話を聞くのはとてもわくわくするし、今後植谷邸をどうしていくか、地域の人が何を望んでいるのかほんのわずかですがわかったような気がしました。
次の訪問が楽しみです★
2010/06/29
2010/06/21
柿渋、良くないですか?!
こんにちは。植谷邸担当の松井です。
19日、20日、私達、植谷邸班は田根で過ごしました。
今回の目的は、改修箇所について今回工事を担当してくださる工務店さんに伝え、
予算などの見積りをだしてもらうことでした。
19日夕方から、工務店の内籐さんとの打ち合わせ。
4間ある和室の畳にはかなりのダメージが見られるため、
全て取り換えたい、と工務店の内籐さんにお話をすると、
「畳はもう全部上げておいたほうが良い」
とのこと。
さっそく皆で畳をはずし始めました。
この畳、長い間閉め切った空間に敷かれていたせいで多く水分を含んでいるためか、
意外と重いんです。
けれど植谷班、女の意地見せました。(実は植谷邸メンバー7人中、6人が女の子!)
全ての畳を取り外すと…
渋い良い味出した杉板の床が表れました。
この床は、谷口の名産としても有名な杉の材に、“柿渋”を塗ったものです。
柿渋は、平安時代から使われている、日本特有の塗料。
今は何十年もこの上に畳が敷かれていたためくすんで見えますが
磨けば再び艶が蘇るそうです。
植谷邸の新しい和室が楽しみです。
19日、20日、私達、植谷邸班は田根で過ごしました。
今回の目的は、改修箇所について今回工事を担当してくださる工務店さんに伝え、
予算などの見積りをだしてもらうことでした。
19日夕方から、工務店の内籐さんとの打ち合わせ。
4間ある和室の畳にはかなりのダメージが見られるため、
全て取り換えたい、と工務店の内籐さんにお話をすると、
「畳はもう全部上げておいたほうが良い」
とのこと。
さっそく皆で畳をはずし始めました。
この畳、長い間閉め切った空間に敷かれていたせいで多く水分を含んでいるためか、
意外と重いんです。
けれど植谷班、女の意地見せました。(実は植谷邸メンバー7人中、6人が女の子!)
全ての畳を取り外すと…
渋い良い味出した杉板の床が表れました。
この床は、谷口の名産としても有名な杉の材に、“柿渋”を塗ったものです。
柿渋は、平安時代から使われている、日本特有の塗料。
今は何十年もこの上に畳が敷かれていたためくすんで見えますが
磨けば再び艶が蘇るそうです。
植谷邸の新しい和室が楽しみです。
森ガールズミーティング
「森ガールズ」こと林道班の石川です。
私たちは火曜日の研究会の時間とは別に「サブゼミ」とよばれる各班ごとのミーティングの時間を毎週設けています。
今週の「森サブゼミ」では、各自最終発表に向けて進めているリサーチの進捗状況を報告し合ったりアウトプットの形をどのようにしようか話し合いました。
田根での山歩きの体験を、楽しさを失わずそのままどう表現して伝えようか試行錯誤しています。
私たちは火曜日の研究会の時間とは別に「サブゼミ」とよばれる各班ごとのミーティングの時間を毎週設けています。
今週の「森サブゼミ」では、各自最終発表に向けて進めているリサーチの進捗状況を報告し合ったりアウトプットの形をどのようにしようか話し合いました。
田根での山歩きの体験を、楽しさを失わずそのままどう表現して伝えようか試行錯誤しています。
2010/06/12
集まれ↑たたき体験隊 その3
今回は大学生と児童にとって初めてのワークショップなので、みんなに名札作りをしてもらいました。
一人一人が好きなように自分の名札をアレンジしていました。
大好きな虫をたくさん描いている子、かわいい模様を描いている子、いろんな名札が出来ました。
みんな楽しそうですね。ちなみに慶応生のはあらかじめ自分たちで色を塗っていたのですが、小学生の名札の方がたくさん楽しいアイディアがありました。すごいね。
お昼にカレーを食べたあとに、集合写真を撮って解散しました。
上の写真はその時のです。
みんなおつかれさま!また参加してね!
集まれ↑たたき体験隊 その2
金子さんのお話の後に、水谷さんから三和土(たたき)についての説明がありました。
詳しい説明の後に、グループ1とグループ2の2つの班に分かれました。
写真はグループ1の児童が石灰とにがり、それに地元でとれた赤土を混ぜているところです。
ハンマーを使って、土のかたまりを砕いています。
かなりの重労働ですが、高学年の児童ががんばってくれました。
詳しい説明の後に、グループ1とグループ2の2つの班に分かれました。
写真はグループ1の児童が石灰とにがり、それに地元でとれた赤土を混ぜているところです。
ハンマーを使って、土のかたまりを砕いています。
かなりの重労働ですが、高学年の児童ががんばってくれました。
写真は、グループ1の低学年の児童が実際にたこを使ってたたきをやってくれているところです。
たこは低学年の子たちには重いですが、みんながんばってくれました。
この写真は後半になってグループ2の児童がたたきを体験しているところです。
手前の男の子が持っているたこが一番重いのですが、精一杯がんばってくれました。
集まれ↑たたき体験隊 その1
こんにちは!桜番場班のささっちこと佐々木隆宏です。
6月5日、高畑の桜番場で慶應の学生と、田根小学校の生徒によるたたきワークショップが開かれました。
朝から自転車に乗って元気いっぱいでした。
金子さんから認知症についての説明をしていただきました。
小学生には少し難しい話かなと思っていたのですが、みんな真剣に聞いてくれていました。
2010/06/08
木材流通フィールドワーク
滋賀滞在中の土曜日、私たち木材班は三重県にある東日本ウッドワークス中部さんと長浜市内にあるスンエン林業さんを見学させていただきました。
東日本ウッドワークス中部さんは木材のプレカットを行っていらっしゃいます。
営業の森島さんに実際の工場をめぐりながら、それぞれの工程や技術を丁寧に説明していただきました。
プレカット前後の木材流通や最近の状況も説明していただきとても参考になりました。
スンエンさんでは主に国有林や個人所有の木を委託販売しており、滋賀県の木材の多くがここからきていると言っても過言ではありません。
この日市場は開かれていなかったのですが、市の日には県内外から人が集まって、魚市場のようなせりが行われるそうです。
県内はもちろん、隣接する岐阜県関ケ原からも多く木が集まっているそうです。
白井さんもおっしゃっていましたが、「県」という線引きをするのではなく、流通が活発な地域を基準に新たな線引きを探っていきたい、というのが私たち木班にとって、今回の大きな収穫になりました。
厠に落ちた女
はじめまして、谷口にある植谷邸改修班の瀬川です。
小林研究会のメンバーは今週末、金・土・日とかけて、田根に行ってきたのですが、
やっぱり田根の自然は壮大で、澄んでいて、とても気持ち良いです。
私は土日とも谷口の植谷邸に行っていました。
今回は植谷さんの家にある色んな宝物や思い出の品を写真に収めて、
学校に帰ってからみんなで何を残すか話し合いをする予定です。
植谷邸のもの探索中にちょっとしたハプニングが起きたので紹介させていただきます。
上の写真は植谷邸の厠(かわや)です。厠とは昔の人がトイレとして利用していた離れです。
普通の厠と比べて少しおかしい点があります。さて、どこでしょう?
もうお気付きの方もいるかもしれませんが…そう、入り口の床が抜けていますね!
この部分には床があるはずなのですが、実は私が上に乗った瞬間に抜けてしまいました!田根史上初(?)「厠に落ちた女」の誕生です!
植谷さんには「あの板に乗っては行けないよ、と警告するために板の上に鉢を置いておいたのに」と言われてしまいました。反省しています。
次回はもっと慎重に、調査・改修に臨みたいです。
また訪問した際には、よろしくお願いします!
山歩きフィールドワーク
こんにちは、森ガールズこと林道班の商です。
今回は、須賀谷の大野さんと、環境(鳥)を専門とする荻本君と私たち森ガールズで北野→小谷城史跡ルート→須賀谷のルートで山歩きをしました。
私は、今回田根での山歩きは初めてでしたが木漏れ日や風、山の空間がとても心地よかったです。
大野さんから、ふじのつるでターザンをした話や、カラタチの葉でおもちを包む習慣の話などを聞きながら歩いて、大野さんの子供時代に自分自身が戻った気持ちになりました。
2010/06/04
6/5 たたき体験ワークショップその2
2010/06/01
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